プレイング置き場です。
誰でもご自由に使ってどうぞ。

「今日はこのグドルフさまの知られざる日常、ちゃあんと目に焼き付けておけよ」

●前半
傭兵として、ギルドを通さない個人依頼の受託
ギルド等の中間搾取が無い分、依頼料は全て自分の取り分となるのだ
草刈りだの、迷子犬探しだの、下らねえと切り捨てる
「手早くカネになる仕事がいいんだよ」
と、ある仕事を見つけてニヤリと笑う
「よおし、これに決めたぜ」
記者に見せるのは『山賊退治』の張り紙
「ああ──全く、許せねえなあ。山賊なんざ、この世に居ちゃあいけねえのさ」
一人残らずな、と濁った目つきで言う
出発は明日の朝。これで明日の酒代が見つかったぜと豪快に笑う

●後半
その足で向かうのは、依頼人の元では無く──とある裏路地の酒場"燃える石"
「さあて、今日は飲むぜ。おめえさんもどうだい」と記者に酒を勧める
「一杯くれえいいじゃねえか。仕事なんか忘れてよ。ホラ」
断られてもしつこく勧める。アルハラ。
「こんなんじゃ記事に出来ねえ？　仕方ねえな、おれさまの武勇伝でも書いておけよ」
酒が入ると、あからさまに盛りに盛ったと思しき武勇伝語りが始まる
やれ亡国の姫君との逃避行だの、やれ魔竜をちぎっては投げだの、ホラ話ばかり喋って「記事にしろ」とのたまう
「凄腕の傭兵グドルフ・ボイデル、涙なしでは語れぬ知られざる過去！　タイトルはこれっきゃねえ」何言ってんだこいつ？

●オチ
なお翌日朝、二日酔いでダウンしたし依頼には行けなかった。クズである。

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