アパルトマン地下、ひんやり暗い物置部屋。
そこにはきっと色んな物が置いてあって――？

（段ボールの陰に身を潜めている）
まぁ、まさかあの妖精さんとはいえこんな罠には引っかからないでしょう……たぶん。

こんなところにG・Gエールなの！　暑い日にいいの！
次はリミット・ブルーなの！　後味がたまらないの……
三杯目は、サンセット・ティアドロップなの！　これすきなの……あまくてすっぱくておいしいの！
次もカクテルなの！！
（ごくり）これもしかしてアーベンテリア……V.S.O.Pなの！
これはやばいの、しかも、キマるの！
らまらないろ！
うぇーへひえ……まだあるの、おさけ。おさ……アブッ！？

ここは？
あれ、何だか美味しそうなお酒が置いてあるね。
（こくこく）
おいしい。もう一つ。もう一つ。あ、まだある。
えー、こんなにおいしいお酒、良いのかなあ。
おいしい……。（こくこく）ひっく。

あ、あそこにあうのは……、おいしそ、な、おさけっ！
わぁーぃ……わぁ！？　あぇ～？（バタバタ）