ギルドスレッド
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足女の居る宿
(うむ。と唸って顎を撫でる。)
……そう。そう、であるなあ。二種類か……それでも……いや。
そうしよう。うふふふ……『わけっこ』というやつか。こう、良いな。良い響きだ。別けるのは好きだ。
構わんよ。君の助けになるならいくらでも。
では……こうしようか。
(仮面の下で微笑み無造作にメニューを指差す。迷ったときは天に任せるに限るのだ。
指差す先はいちごパフェ。)
……そう。そう、であるなあ。二種類か……それでも……いや。
そうしよう。うふふふ……『わけっこ』というやつか。こう、良いな。良い響きだ。別けるのは好きだ。
構わんよ。君の助けになるならいくらでも。
では……こうしようか。
(仮面の下で微笑み無造作にメニューを指差す。迷ったときは天に任せるに限るのだ。
指差す先はいちごパフェ。)
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扉は飴色のニスでつやつやして、はめ込まれた色ガラスの向こうでは気難しそうなマスターがグラスを磨いている。
扉を開ければ染みついたコーヒーの香りが出迎えるだろう。
しかし、この店の名物はコーヒーではない。
マスターが気難しく、偏屈であるがゆえに極めた製菓技術、その粋、「完全(パルフェ)」の名を冠する甘味こそ、訪れる客の大半が求める品である。