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足女の居る宿

暗がりの一幕【ワンシーンRP】

路地、路地、路地、薄暗がりの路地。
無理な拡張と過密化、そして時折訪れる急速な過疎化により無秩序に伸びる無数の道。
道行く人は少ないが、すれ違う一幕が運命となりうる時もあるかもしれない。



(1対1かつ、1シーンにつき一人最大10レスまでのRP用スレッドです。
短い邂逅、日常の一幕等の切り抜き的なRPの為に使用します。)

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うん。うん。

(微笑み、頷きながら涙の柔い湿り気を、優しい体温を感じる。そしてやはり、礼拝の肉体を、構造を感じて憶え刻み込む。
しかし精神は分からない。礼拝の真意など知る由もない。ただ、彼の大部分を占める衝動に混じりこんだ新鮮感覚に浸り、酔う。)

いいよ。わかった。あと少しだけこのままで。

(涙の理由は追求しないことにした。引き留めたかったが堪えた。その程度の思慮は彼にもあった。しかしやはり、夢想は止められない。
このまま抱き上げて攫ってしまおうか。どこか静かで邪魔されない所で礼拝を愛したい。髪の毛の先から爪の先まで。愛でて、暴いて、貪って。

夢想は夢想だ。刹那的な衝動の先に得られるものはない。きっと、どうせ、礼拝も抜けた底から流れて落ちてしまうのだ。
分かっているから堪えた。けれどもせめて残された僅かな時間いっぱい彼女の肉をより深く感じたい。ジョセフは絡む指を受け入れた。こうして受け入れる側になれるのは喜ばしいことだ。)

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