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足女の居る宿

暗がりの一幕【ワンシーンRP】

路地、路地、路地、薄暗がりの路地。
無理な拡張と過密化、そして時折訪れる急速な過疎化により無秩序に伸びる無数の道。
道行く人は少ないが、すれ違う一幕が運命となりうる時もあるかもしれない。



(1対1かつ、1シーンにつき一人最大10レスまでのRP用スレッドです。
短い邂逅、日常の一幕等の切り抜き的なRPの為に使用します。)

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(この身すべてが心臓になってしまったかのような拍動。
内分泌を制御する機能を持って興奮をねじ伏せようとしても興奮に震える思考では上手くいかない。
否、打ち消してしまいたくないのだ。
後の千年を生きていけそうなこの意思を消したくないと強く願ったからこそ、人形としての機能が動かない。

深海に潜る様な気持ちで息を吸う。
ずっと俯いているわけにはいかないし、なによりも彼がどんな顔をしているのか見たかった)

ジョセフ様。

(深く暗く、しかして鏡のような瞳に新緑の如き緑の瞳だけを映す。
そして確信する。
自らの注いできたものがここで結実したのだと。

瞳は涙がにじみ今にも零れそうな気配。震えていた口元は緩やかに浮かび上がり、微笑みの形を作る。

ただただ与えてきた。彼に足りないものはそういうものだったから。
父母と同じように途切れない愛情を注ぐもの。変わりて尚あるもの。特別な位置。
これはただの一歩に過ぎない。
「私」は、「これからもずっと」「この場所を守り続けなければいけない」

そんなのは嫌だと吐き出しかけた息を飲み、さらに深く潜る)

私は、ジョセフ様。貴方が、私の事を思ってくれたことが、嬉しいのです。
私を慈しんでくださった。貴方の、貴方の愛情とは違う形で、私に沿った形で。

――ずっと不安だったのです。私は、貴方に沿う愛情を与えられない。私にできるのはただ私の愛を貴方にそそぐことだけ。
身勝手でしょう、我儘でしょう。
でも、貴方は応えてくれた。
「私」を理解して「貴方」の中に入れてくれた。
それが、どんなに、どんなに尊い事か。

(目尻から涙がこぼれる。だってもう仕方ないじゃないか。唇が震えて言葉が途切れ途切れになるのも全て、全て仕方のないことなのだ。
酸欠か興奮かで赤くなった顔、涙で溶けた化粧。全て不格好で、もはや人形としての殻は残されていない)

ジョセフ様、大好きです。

(愛という言葉は避けた)

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