PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

足女の居る宿

暗がりの一幕【ワンシーンRP】

路地、路地、路地、薄暗がりの路地。
無理な拡張と過密化、そして時折訪れる急速な過疎化により無秩序に伸びる無数の道。
道行く人は少ないが、すれ違う一幕が運命となりうる時もあるかもしれない。



(1対1かつ、1シーンにつき一人最大10レスまでのRP用スレッドです。
短い邂逅、日常の一幕等の切り抜き的なRPの為に使用します。)

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(手を取られた瞬間、恐怖が一段と増すのを感じただろう。
だが、その手を振り払う事など出来るものだろうか。例えその手をくしゃりと握りつぶそうとしたとしても最後までジョセフの手の中に納まっていたはずだ。それが、礼拝の捧げられる信であり、心の底にあいた穴を癒す手法として選んだ行いである。

しかし、これはどういう事だろうか。
「私の手は、ジョセフ様の唇に押し当てられている」?)

「 」。

(急速上昇

視覚野から送られてくる情報を礼拝の意識は正確に読み取り簡潔に描写するものの、それはまるで白紙の紙の上に急ににじみ出てきた一文のようで全く前後に脈絡というものを感じさせない。

最大高度

現実から切り離されて虚空に浮かび上がった心は、ただ阿呆のように自分の手の甲に口づけるジョセフの顔を見つめる事しかさせてくれないのだ。何も心に浮かばない。うごかない。

ベクトル反転

解け始めた思考は最初に「今泣いたら、後で仕事に差し支えるな」と、冷静な分析を始めた。
その後、「誰がこんなことを教えたんだろう。急にこんな風にするなんて酷い」と、理不尽な怒りを抱いた。

最高速度

後はもうわからない。種類の違う様々な感情や思考が同時に入り組みながら流れ出して意識を保つだけでも精一杯だったのだ。心臓が痛い。全身の血液が頭に集中している様子で、外から見れば暗がりの中でも分かるほどに赤面しているのが分かるだろう。

結末激突

何か言わなくては。手が震える。涙が滲む。恐ろしい。恐ろしい。嬉しい!
これは、ジョセフ・ハイマンが定義した愛の行為ではない。だが今、彼はなんらかの愛情をもってこのような行動にでている。
「私」に合わせて!)

ジョセフ、様……。

(掠れながら名前を呼ぶ。
その瞳からジョセフへの恐怖は消えて失せている。今あるのはこの時、この行いが終わってしまう事への恐怖だ。しかし、それ以上に甘く蕩ける熱の方が強い。)

だ、だめです。こんな、こんな風にされては、心臓がこ、こわれてしまいます。
わたしっ、わ、わたしは……。

(足女がなんてザマだ。
喘ぐように肩を震わせて舌を縺れさせる自分の姿が急に情けなくなって、口づけられた手のひらがきゅうっと縮こまる)

びっくりしました。
その、嬉しくて。

(それだけ何とか口にすると見上げていた視線をすいっと下げて目を伏せてしまった。
ただただ彼の体温だけが焼けるように熱い。)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM