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足女の居る宿

暗がりの一幕【ワンシーンRP】

路地、路地、路地、薄暗がりの路地。
無理な拡張と過密化、そして時折訪れる急速な過疎化により無秩序に伸びる無数の道。
道行く人は少ないが、すれ違う一幕が運命となりうる時もあるかもしれない。



(1対1かつ、1シーンにつき一人最大10レスまでのRP用スレッドです。
短い邂逅、日常の一幕等の切り抜き的なRPの為に使用します。)

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(振ってきた無機質な声に体が強張る。くしゃりと顔が歪む。
それはそうだろう「女」を「商品」として扱う事を良しとする教義等あるものか。
聖職者の仮面は剥されたとて、彼はそのように組み上げられた人間である。
ああ、この身を汚らわしいと遠ざける事さえ……)

ジョセフ、さま?

(表情が悲しみから困惑、困惑から怯えへと推移する。
だって最初は捨てられてしまうと思って居た。それなのに何かを堪えるように肩を震わせているのだ。
怒っているのかと礼拝の情緒の幼い部分が慌てふためき、しかし、腹の底の冷徹な部分がそれを否定する。この笑みは知っている。

純粋な、歪んだ、幼児のような、倒錯した、無垢なる、獣の、私を押し倒した、この場所で。

脳裏に湧き上がる記憶の奔流。
あの時振り絞ったのは勇気であったが、その根底には恐怖があった。振りかざす爪も心の用意もないままに受け止めるには「礼拝」という器では少々役者不足だ。
くろがねの面が落ちる音にもまるで雷に怯える子供のように大きく肩を震わせて、揺れる瞳でジョセフを見上げた。)

どう、して。
どうされたというのですか。

(その時、怯えながらも体を引かずに、むしろ添わせるようににして落ち着かせようとしたのは好意のなせる業だ。
その根底に、基盤となった女の傲慢があろうとも、好意を端に発した小さな勇気である。
カップをテーブルに置き、自由になった白く小さな掌がジョセフの腕に触れようと伸ばされる。)

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