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足女の居る宿

暗がりの一幕【ワンシーンRP】

路地、路地、路地、薄暗がりの路地。
無理な拡張と過密化、そして時折訪れる急速な過疎化により無秩序に伸びる無数の道。
道行く人は少ないが、すれ違う一幕が運命となりうる時もあるかもしれない。



(1対1かつ、1シーンにつき一人最大10レスまでのRP用スレッドです。
短い邂逅、日常の一幕等の切り抜き的なRPの為に使用します。)

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(ジョセフがカップを持ち上げ、口をつけ、嚥下する。
時間にしてみればほんの数秒程度だったに違いない。しかし、それがやけにゆっくりと見えるのは、緊張と、それから期待からだろう。
待ち望んだ微笑みに瞳は輝き、口元は緩む。

しかし、その「後」がない。
ジョセフは気に入ったものに関して賞賛を惜しまない……過剰と思えるほどに言葉を重ねる性質がある。なにも言葉が無いのはおかしい。
では、ココアの味が気に入らず、しかし、自分を憐れんで喜んでくれたフリをしているのだろうか。否、それはそれで態度に出るはずだ。隠そうとしても、彼の感情の割合は「衝動」が大きい。しっかり観察したうえで不味いという反応を見落とす可能性は限りなく低い。

だから、この反応はおかしい。)

お気に召していただけましたのね。
ほっと致しました。本当に。

(自らもココアへと口をつけながら思考を回転させる。
さて、何が足りない。何がそうさせている。
仮面を自分から外して待っていてくれるほどに信頼を得た私を忌避する、或いは何かしらの負の感情を抑圧する理由となるものは?

すん、と鼻を動かすと、甘いココアの香りに混ざって髪に染みついた葉巻の匂いが妙に鼻についた)

……ジョセフ様。
私の『つとめ』が気になりますか?

(「礼拝」という人格がどれほどジョセフを慈しもうと、沁入:礼拝の体は隅々までが異端で、その行動理念は彼の世界では裁かれるべき罪でしかないのだろう。
どれほど異端に触れ、その中に己の愛を獲得しようとも、ジョセフ・ハイマンを構築する中に聖職者としての倫理観が含まれていると考えるのは難しい事ではない。
むしろ、もっと早くに気付いてしかるべき事項である。それに気づかず口を滑らしたのは、念入りに体臭を消さなかったのは――浮かれていたという事なのだろう。灰色の王冠の熱に)

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