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足女の居る宿

暗がりの一幕【ワンシーンRP】

路地、路地、路地、薄暗がりの路地。
無理な拡張と過密化、そして時折訪れる急速な過疎化により無秩序に伸びる無数の道。
道行く人は少ないが、すれ違う一幕が運命となりうる時もあるかもしれない。



(1対1かつ、1シーンにつき一人最大10レスまでのRP用スレッドです。
短い邂逅、日常の一幕等の切り抜き的なRPの為に使用します。)

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(男は所在なげに女を待っていた。
くろがねの仮面を広い膝の上に乗せ、曖昧な表情で壁を見つめていた。その顔は戸惑っているようでもあり、苛ついているようでもある。或いは、心細気な迷子のようにも見えるかもしれない。
その胸中は彼自身も掴みかねていた。多少神経質になっている、というのは腹の奥底で感じるざわつくような感触で分かったが。)

……いや、構わないよ。どうせこの後の予定も無い。

(待ちわびた人に笑顔を向ける。仮面を外して晒したありのままの素顔。
そう、なる筈であった。

仮面を外して待っていたのは礼拝に敬意を示したかったからだ。限られた者にしか見せない『僕』の顔を自ら晒すことによって、彼女に与えられた慈悲に応えたかったからだ。
しかしこれは何だ。彼女が漂わせる気配、そして匂い。これらはドアが開いた瞬間から、甘い香りと渾然一体となって流れ込んで来た。
彼は必死に笑顔を作りながら傷だらけの手を差し出されたカップに伸ばした。腹の底がざわつく。胸の奥がむかつく。相手が礼拝でなければ、カップごと小さな手を握り潰してしまいそうだ。)

お誘い頂けて光栄だ。今日は本当にありがとう。
実は私な、甘いものには目がないのだ。故郷では中々味わえるものではなかった故に!

(いや、彼女だからこそか。)

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