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ギルドスレッド

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足女の居る宿

郊外・渓流沿い集落

ひらひらと、黒い羽根のとんぼが飛んでいた。
青い空にはぽっかりと千切れ雲が浮かんで遥か彼方を流れている。

貴方の傍らの少女はつば広の帽子をかぶってらしくもなく歯を見せて笑う。

遠くにはせせらぎの音。
天頂に座す光の中、木々の木漏れ日の向こうで魚が大きく跳ねた。

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(微笑み、頷き、しかして油断なく観察する。
顔色は見えないが、比較的反応は素直であるし、声色もそれほど現在の感情から外れる事はないと判断している。
しかし、それは表面上の事であり、内側を正確に理解しているとは言い難い。
ただその内側が、もう一度外に零れてしまえば今度こそ己は壊れてしまうだろうという事だけは知っていた。

微笑みは水面のように揺らめきニュアンスを変える。
同意への喜びの色から欲求を思うままに口にする様子を微笑ましく見守る色に。)

ふふっ、ジョセフ様ったら。
ええ、参りましょうか。ふふふ、自分で釣った魚をなんて、私も楽しみです。

(柔らかな喜び、慈愛。上辺だけ、上辺だけだ。
忍耐の上澄みこそが正当な人間性だとするならば、この会話はこれ以上なく人間的なものだっただろう。

どこか歯車を掛け違えたまま、肉人形は管理棟へと歩みを進めていった)

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