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足女の居る宿

郊外・渓流沿い集落

ひらひらと、黒い羽根のとんぼが飛んでいた。
青い空にはぽっかりと千切れ雲が浮かんで遥か彼方を流れている。

貴方の傍らの少女はつば広の帽子をかぶってらしくもなく歯を見せて笑う。

遠くにはせせらぎの音。
天頂に座す光の中、木々の木漏れ日の向こうで魚が大きく跳ねた。

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(礼拝の微笑みを見る。緊張していた筋が解れ、ざわついていた精神が凪いでゆく。
衝動の制御に成功したこと。そして、礼拝の献身に応えることができたこと。それによって彼女を喜ばせることができたこと。
それらの成果は精神という器を満たし、潤わせた。だがしかし、足りないのだ。器は未だ不完全。注ぐ先から抜けて流れて落ちてゆく。充実には遠く、半端な潤いは乾きを呼ぶ。

彼は思考する。
どうすれば礼拝を喜ばすことが出来る。どうすればそれによって、己が満足できるのか。)

……それは、あまりにも私に都合が良すぎやしないか?
君は、それだけでいいのか?もっと欲しないのか?求めないのか?
私は……君が好きだよ。君が私に与えてくれたものに感謝している。だから、君が喜ぶと……君がそうやって笑ってくれると私はとても嬉しくなる。
だから、知りたいんだよ。どうすれば君をもっと喜ばせることが出来る?……ああ、これさえも利己的な感情だな。己の幸福の為に君の幸福を追求している。
でも、知りたいんだ。どうすればいい?教えてくれよ。

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