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ギルドスレッド

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足女の居る宿

郊外・渓流沿い集落

ひらひらと、黒い羽根のとんぼが飛んでいた。
青い空にはぽっかりと千切れ雲が浮かんで遥か彼方を流れている。

貴方の傍らの少女はつば広の帽子をかぶってらしくもなく歯を見せて笑う。

遠くにはせせらぎの音。
天頂に座す光の中、木々の木漏れ日の向こうで魚が大きく跳ねた。

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(予想はしていた。彼自身の出自に関して聞いた時から。
人を道具とするのは、自分のようなバイオロイドを作成して道具とするよりもずっと安価だ。
故に先ほど「洗脳の逆を行う」と告げたのだ。)

よろしいのですよ。
私の連続稼働時間は1年も満たないでしょう。この肉体の年齢設定は十代後半でございます。
でも、記憶がないとはいえ、私の精神は50代の女性から削り出されたものですし……。
それが私の役割でもあります。

そしてなにより、もう覚悟は致しました。

(涼やかな少女の声に、あの日見せた戦士の如き覚悟が乗る。
何もかも不確定な未来だ。
物語を人にするのにも、特別になりあがるのにも。
まずは、踏み外しやすい子供のような精神を人にしてしまわなくては話にならない。
そうでなくては、己が恋をするのに対等ではないし、まして相互に愛し合うなど。
故に、微笑みすら浮かべて、その先に恋を失うこともよしとした。)

……「美女と野獣」という童話をご存知ですか?
美女が迷い込んだ城の中で獣に姿を変えられた王子様と恋に落ちるお話なのですけれど。

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