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ギルドスレッド

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足女の居る宿

郊外・渓流沿い集落

ひらひらと、黒い羽根のとんぼが飛んでいた。
青い空にはぽっかりと千切れ雲が浮かんで遥か彼方を流れている。

貴方の傍らの少女はつば広の帽子をかぶってらしくもなく歯を見せて笑う。

遠くにはせせらぎの音。
天頂に座す光の中、木々の木漏れ日の向こうで魚が大きく跳ねた。

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(恐らく、外から見ればひどく滑稽なやり取りをしているのだろう。
だが、しかし、そうせずにはいられないのだ。膝蓋腱反射のようなもので、意思で押さえられるようなものではない。

しかし、時間が立つにつれて緩やかに、しかし加速しながら思考の回転が再開する。
世界が広がる、ぼやけていた背景が像を結び、状況を認識させる。
仮面の向こうからの戸惑いが伝わって、きっと己を落ち着かせるためでもある同調に眉を下げた。
気遣いへの嬉しさが4割と己の不甲斐なさが6割の苦笑。)

はい。離さないでくださいね。

(自分が持とうとすれば絶対に取り落とす自信があった。
ジョセフの手の中にある魚は未だに生命力に満ちていて跳ねている。それを固定できる技術を人形は備え付けられていない。

恐る恐る手を伸ばすと、跳ねる魚の隙をついてそうっと指先を添わせ)

なんだか、ぬるぬるしてます。あと、思ったよりも硬いのですね。
すごく力強くて……でも、動物よりも冷たい。

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