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ギルドスレッド

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足女の居る宿

郊外・渓流沿い集落

ひらひらと、黒い羽根のとんぼが飛んでいた。
青い空にはぽっかりと千切れ雲が浮かんで遥か彼方を流れている。

貴方の傍らの少女はつば広の帽子をかぶってらしくもなく歯を見せて笑う。

遠くにはせせらぎの音。
天頂に座す光の中、木々の木漏れ日の向こうで魚が大きく跳ねた。

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ふ、ふふふ。そうだなあ。
まあでも、なに、釣れなければ市街に戻って遅めの昼食と洒落込もうか。昼どきから時間をずらせば、きっとゆっくり食べられる筈さ。
そうだ。屋台もなかなか悪くないのだよ。礼拝殿は、あまり利用しないかな?当たり外れは勿論あるが、手軽に腹を満たせるのはいい。中には異世界の料理もあって……まあ、味付けは広く受け入れられるように手を加えてあるのだろうが、料理を通じて別の世界に思いを馳せるというのも面白い。

(時折竿を揺らしてみながら、饒舌に語る。努めて明るく、軽い口調で。礼拝の微笑みを覗き込むように見下ろして。)

ああでも、新鮮な川魚を食してみたいな。やはり、塩焼きかな?川魚を生で食すというのはあまり聞かない。何故だろう。身体が小さいから刺し身には向かないのか、生で食べない方がよい事情があるのか……。

(沈黙。それが一番怖い。余計な事を考えてしまう。余計なものを思い出してしまう。
気を紛らわせろ。楽しむことに集中しろ。ああ、礼拝の笑顔が見たい。もっと、もっと。この身を病ませ、傷ませたのは紛れもなく彼女だろう。でも、だからこそ、その笑顔が見たいのだ。)

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