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足女の居る宿

郊外・渓流沿い集落

ひらひらと、黒い羽根のとんぼが飛んでいた。
青い空にはぽっかりと千切れ雲が浮かんで遥か彼方を流れている。

貴方の傍らの少女はつば広の帽子をかぶってらしくもなく歯を見せて笑う。

遠くにはせせらぎの音。
天頂に座す光の中、木々の木漏れ日の向こうで魚が大きく跳ねた。

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(じっとジョセフの瞳があるはずの位置を見て言葉を待つ。時々相槌を打ち、あの青く明るい水底を思い出しては少し唇を持ち上げた。
あれは輝かしい思い出だ。
あの時の礼拝は今よりも少し思惑が違っていたけれど、それでも今の気持ちはつながっている。
しかし、目の前の彼は今とあの時で少しだけ変化したようだ。
成長ともいうべきか、驚きに目を見開いて、しかしすぐに目元を蕩けさせた。)

私も楽しいです。

(安心させるように、分かりやすいように端的に答える。そして、その言葉をジョセフが飲み込み切るのを待つようにやや間を開けてから)

私は、とても不思議なのです。なぜ、他の方がこの様に貴方を外に連れ出さないのか。
海でのジョセフ様も、今一生懸命釣り餌をつけようとしていたジョセフ様もとても可愛らしいのに。
……ふふっ、ごめんなさい。可愛いだなんて、ジョセフ様は立派に成人しておられるのに。

(胸の内に秘めていた言葉がざわつきだす。
しかし、まさか感性が、判断が、とても幼い貴方に色々な事を与えたい等口走れば、それでなくとも揺らぎがちな自尊心を傷つけることになるだろう。
自信を失わせることが目的ではない。しかし、「楽しいから」「教えたいから」だけが本音ではない)

一つだけ、一つだけ、私の卑しい心根を聞いていただけますか?

(だから少しだけ、綺麗に整えた表面を削って与えることにした)

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