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ギルドスレッド

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足女の居る宿

灯が消えた宿

闇の帳のその向こう。
湿った石畳と酒気と汚濁の匂い。

狂おしい時間が過ぎて夜も眠りに入ったその時間。
灯が消えた宿の鍵が開いている。
扉をくぐれば水の様に張り付く闇の向こうの薄明かり。
その先で、少女のような形をした人形があなたを待ち受けていた。

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(鏡のようなきれいな瞳が曇る、陰る、濁る。
その様を見た彼は狼狽え、戸惑い、怯えた。何故。どうして。間違った選択をしてしまったのか。身体が強ばる。顔が引き攣る。

いや、違う。
ああ、何ということだろう。彼女は涙の一粒まできれいなのか。
思わず、溢れた涙の雫を目で追う。背に腕を回していなければ、指先で摘みとろうとしただろう。)

共に考え。共に知る。

(安堵。身体と顔を綻ばせる。
壊さぬようにと選択した『いま』は間違っていなかった。
壊れても構わぬと放棄した『もしも』が報われた。)

それはとても素敵なことだろう。
……今の僕には、まだよく分からぬが。

(口づけを受け止めんと、俯き、額を差し出す。拒む理由など何処にも無い。

いや、本当に、無いのだろうか。)

……待ってくれ。

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