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足女の居る宿

灯が消えた宿

闇の帳のその向こう。
湿った石畳と酒気と汚濁の匂い。

狂おしい時間が過ぎて夜も眠りに入ったその時間。
灯が消えた宿の鍵が開いている。
扉をくぐれば水の様に張り付く闇の向こうの薄明かり。
その先で、少女のような形をした人形があなたを待ち受けていた。

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(黙して礼拝の語りに耳を傾ける。緩やかに手指を遊ばせながら。しかし仮面の内の心境は複雑に入り混じり、乱れていた。
冒涜的なその産まれ。人が人を模して作り出した人形。欲望のために、肉体を、精神を加工し、枠に当て嵌め思いのままに形作る。
本来の彼の立場であれば、今すぐにでも叩き壊して無に帰すべき存在である。審問はしない。責め苦もない。人でない物に罰を与えて何になると言うのだろうか。)

……そうか。

(絞り出すような言葉と共に、強く手を握る。
夢か幻か。とうの昔に塞がった筈の傷が開いてずきりと傷んだ。しかしそこには何もない。鮮血も、肉の断面も。ただ凹み、盛り上がり、色素が沈着した痕・が有るだけだ。)

君は、己の事をどう思う?
己に課せられた……定められた道を。役割を。そして、与えられた性質を。機能を。評価を。

(今の自分に礼拝を異端として破壊することなど出来る筈もない。そうするつもりもない。
彼は礼拝に己を重ねていた。そして礼拝の言葉から答えを得ようとしていた。いや、卑怯にも代弁させようとしていた。)

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