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ギルドスレッド

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足女の居る宿

灯が消えた宿

闇の帳のその向こう。
湿った石畳と酒気と汚濁の匂い。

狂おしい時間が過ぎて夜も眠りに入ったその時間。
灯が消えた宿の鍵が開いている。
扉をくぐれば水の様に張り付く闇の向こうの薄明かり。
その先で、少女のような形をした人形があなたを待ち受けていた。

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(沁入:礼拝はじっとして俯く仮面の独白を聞いていた。
時々、相槌を入れる以外は瞬きすら惜しんで変化のない金属の表面を見ている。

そして、再び面が上がった時、頬に触れていた手はゆっくりと耳の上、それから額を通り、頭を撫でる。
小さな子供に親がそうするように、優しく。)

私はジョセフ様の神を知りません。
ですが、ジョセフ様、貴方の業は同時に神の恩寵であるように思います。

(唇は薄く笑みの形をとり、目は下がり気味に細められ)

異端審問官としての有り余る適正、それを歪みであると知り、道を踏み外さぬ貴方に与えられた。
心が読めないというのも、また、同じこと。
人の憎しみを、苦痛を受け取る事がが多い道を歩まれるが故に、目をお隠しになったのでしょう。

貴方はきっと、神に愛されておられます。

(安心させるための言葉ではない。本心であった。
沁入:礼拝とは人を愛するための機構と精神を持った被造物。
目の前の人物を一時の事であっても、思いの大小にも関わらずただ全力で愛する。
それ故の、本気の言葉と偽りのない慈愛であった。)

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