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ギルドスレッド

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足女の居る宿

灯が消えた宿

闇の帳のその向こう。
湿った石畳と酒気と汚濁の匂い。

狂おしい時間が過ぎて夜も眠りに入ったその時間。
灯が消えた宿の鍵が開いている。
扉をくぐれば水の様に張り付く闇の向こうの薄明かり。
その先で、少女のような形をした人形があなたを待ち受けていた。

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(ジョセフが見つめる先の肉人形、沁入:礼拝はジョセフが入室してきて以来、気配を変えず、落ち着いているように装っている。
微笑みを絶やさず、しかし、唇の角度と瞳の気配で語り掛ける誘惑の手口。
それが今、ジョセフの欲望、内面を全て肯定するように暖かなまなざしを作っている)

「原典」への知識は問題ではありません。私も知りませんもの。
ジョセフ様が、あの方を「人間」と捉え、その様に接したことが重要なのです。
そもそも、「物語」とは一方通行であるもの。交流可能な存在がどうして書面の様に変わらぬままでいられましょう。
求められ、変わる。それは信頼が成せること。素敵な事ではございませんか。

(第二歩は、と尋ねられて少女は軽く瞑目した。
今までこちらが差し出すものを強請るばかりだった反応が変化してきている。
動揺が落ち着いてきたように見えるのは、欲望に向き合う呵責が少なくなってきたと見るべきか。ともかく、ここで再び惑われるのは「うまくない」。
再び瞳を開けた時には、相手と同じく真っ直ぐに微笑みを向けた。仮面の向こうの瞳と視線が絡むように。)

第二歩は「語り掛ける事」でございます。
「見つめる事」が無意識の共鳴であるのに対して、「語り掛ける事」とは意識の共有です。ジョセフ様があの方を「我が友」と呼びかける、まさにその事でございます。
二歩目まで貴方は無意識に行っておられる。だから偉大な先駆けだと申し上げたのです。

例え、そうでなかったとしても、「その様に」扱われれば「その気に」なるものでございます。
……そして、周りもまた、「その様に」扱い始めるでしょう。

(一気に言い切れば、ふう、と小さく息を吐き)

第三歩目も、すでになさっているかもしれませんね。
「秘密の共有」も。

(秘密、と、唇の前に人差し指を立てて告げた)

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