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足女の居る宿

灯が消えた宿

闇の帳のその向こう。
湿った石畳と酒気と汚濁の匂い。

狂おしい時間が過ぎて夜も眠りに入ったその時間。
灯が消えた宿の鍵が開いている。
扉をくぐれば水の様に張り付く闇の向こうの薄明かり。
その先で、少女のような形をした人形があなたを待ち受けていた。

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(息を呑む。手が仮面に伸びかける。
が、抑えた。
腕を組んでおいて良かった。そうしていなければ、抑制することは難しかっただろう。暴力よりも、何よりも、この仮面への依存は強い。
どのような表情をしているのだろう。自分でも判らない。暑い。息苦しい。新鮮な空気が欲しい。仮面の口元を開放したい。
駄目だ。駄目だ。ほんの少しの隙も見せたくない。)

……されど我等『物語』は傾倒せず、物語を育む愛。筆は幾本でも在るのだ。

(聞こえるか、聞こえないか。低く、抑えた声。礼拝に聞かせたいのか、己に言い聞かせているのか、曖昧な呟き。友の模倣。)

成る程。成る程。我々……君と、私は同じだ。平等なのだ。傾倒はない。我が友は……そういうものなのだ。
だから……だから私は、特別になりたい。より多くを。より、深く……より……。
……なんと、欲深い。

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