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ギルドスレッド

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足女の居る宿

深夜三時の窓のない部屋

賑わう時間は既に過ぎ去り、そこかしこの暗がりに汚らわしい気配だけが蟠る。
集る虫共はいまだ眠りの中に。時を忘れた狂人の声だけが時折木霊する。

かの宿もまた、他の宿と同じように静まり返っていた。
しかし入り口にはランプの小さな明かりが灯り、目的の客人が来れば扉は開くだろう。

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まぁ、殺すだなんて、恐ろしい事。

(大げさに口に手を当てて、さも怯えたようなポーズを取る。形だけだ。声色にも仕草にもそれ以外の怯えは乗っていない)

マルチェロを殺すことは「先方」は望んでおりません。
こちらとしてもそれなりのお客様でございますから、まぁ生きていた方が得であろうと結論を出しました。

(「先方」と暈した言い方は、この依頼には貴族の家元の意向もあるという含みだ。
こてんと、人形のように首を傾げ)

所で全く関係ないお話なのですけれど、ファビアは今度一度実家に帰るのです。
我々がファビアを庇護してあげられるのは街の中だけですわ。
その時を狙ってファビアを連れ去りに来られてはなすすべもございません。
ああ、ああ、それに、今街道には山賊が出るのだとか。
三つ巴になればファビアは死んでしまうかも。そうでなくとも山賊の方に連れ去られてしまえば……もうそれは死んだも同じことでございましょう?

(蝋燭の火が爆ぜる音がした)

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