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ギルドスレッド

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足女の居る宿

深夜三時の窓のない部屋

賑わう時間は既に過ぎ去り、そこかしこの暗がりに汚らわしい気配だけが蟠る。
集る虫共はいまだ眠りの中に。時を忘れた狂人の声だけが時折木霊する。

かの宿もまた、他の宿と同じように静まり返っていた。
しかし入り口にはランプの小さな明かりが灯り、目的の客人が来れば扉は開くだろう。

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(秤にかけられることは慣れている。相手の欲しがるのもを推察して擽る事も。
だから、いつも通り自らのセールストークを繰り出そうとして)

左様でございますか。

(やめた。理由は分からない。)

頼もしい事。
ええ、ええ、でも、お代に関しては後にいたしましょう。手付に触れてしまえば責任が生まれますもの?

……ご明察にございます。
虫の名前はマルチェロ・ディ・デッラ=スカラ。
名に相応しからざる軟弱者で三男とはいえ本物の幻想貴族です。
我々の手よりも、外部に、と判断した理由がこれにございます。

守っていただきたい娘は、ファビア。
まぁ……普通の娘でございます。
田舎の出ですので、素朴と言いますか……まぁ、貴族にとっては物珍しかったのでしょう。
戯れに望まれて……のめり込んで……「悪の女郎屋から助け出してやる」と。
ふふふ、困ってしまいます。身代を買い上げる金も無ければ、そもそもファビアは年季明けに結婚が決まっておりますのに。
(口元を抑えて困ったように微笑んで見せるが、形ばかりで目の奥は冷え切っている)

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