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【新田ゼミ】私論:依頼の相談とプレイングの考え方

イベントシナリオ『再現性東京2010:夏休み・補習授業のお知らせ』の相談掲示板に書き込んだ内容をアーカイブする目的のスレッドです。
若干の加筆訂正を行っております。
色々抜け漏れもあるので、そのあたりを整えた上で、いずれは発表資料の形にしたいですね。

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③方針の具体化(方針を実現するのに必要な行動は何か)

②で定めた達成方針を実現するために何をすべきか。
相談で決めるべき重要な点は、この部分です。

方針を実現するために、通常は何らかの『障害』が存在します。
例を挙げると、以下のようなものです。

(例1)
「敵を全滅させる目的」の依頼で、「速攻で短期決戦を仕掛ける」という方針を決めた
→敵にタンクや回復役がいて、こちらの攻撃をダメージコントロールしてくる
→敵の攻撃力が強力で、正面からの殴り合いでは分が悪い
(例2)
「敵を倒し、一般時を避難させる」目的の依頼で、「敵との戦闘を請け負うメンバーと、避難誘導するメンバーに分かれて対応する」という方針を決めた
→敵は強敵で、半数のメンバーでは勝てない
→一般人は恐慌しており、こちらの指示を聞いてくれない

このような『障害』に対して、どのような対策を打っていくのか、その対策はどんな手段で実現するのか。
『手段』の部分を考えるのが、この段階ですね。


「達成方針」が "Why" 『なぜ』その方針を最善として取るのか、を相談する段階であり、
「方針の具体化」は "How" つまり『どのようにして』その方針を実現させるのか、を相談する段階ですね。

注意をしたいのは、しばしば「目的や方針のすり合わせ無しに、いきなり『手段』の話に飛んでしまうケースです。
例えば「命中の高い人が怒り付与で敵を引きつける」という手段は、例2では避難誘導の時間を稼ぐのに有効でしょうが、例1では速攻に必要なアタッカーがダメージを与えていない、という状況となります。
手段が有効かどうかは、方針によって異なります。
『方針』と『手段』が正しく結びついているかは、意識しておきたい点ですね。

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