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ギルドスレッド

はぐるま王国

きょうのはぐるま姫

きりきり、きりきり。
好奇のアメジストは、今日も今日とて輝いて。
きりきり、きりり。
人形姫は、明日も明日とて彷徨い歩く。


◆概要
はぐるま姫の日常を覗いてみましょう。
(平たく言うと、ソロールする場所)

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(某月某日、晴れ。とある街中)
ごきげんよう、毛むくじゃらのあなた。
なんだかわたし達、このあたりでよく会うのね。
(相対する、いわゆる小型犬に相当する犬も、お姫様にとってはちょっとした馬ほどの大きさです。)
わたしね、最近になって知ったわ。
犬というのは「芸」ができるのでしょう?
あなたは、とてもすごいのね。芸なんて、わたしだって殆どできないのよ。
いのちとしては、きっと、あなたの方がずっと先輩なのだものね。
(宝石の瞳で、じいっと、無垢なる野生の瞳を見つめるお姫さま)
(……当の犬は、ええまあ、ヘッヘッと何を言っているかも理解せぬまま舌を出しているばかりなのですけれど。)

それでね。わたしもあなたに、犬がやるという芸をやってみてほしいの。
これが一番の、定番なのよね。
……お手。
(すうっと。小さな手を、差し出してみせます)
(天の神様が振った賽が60以上の数値を示すなら、あるいは目論見もうまくゆくでしょうか。)
17
……違うわ、毛むくじゃらのあなた。違うのよ。
それではわたしの体がべとべとしてしまうったら。
ああ、こら。
(ものの見事に失敗し、なんだかんだ懐いてくれているのか、はたまたオモチャ扱いされているのか)
(大きな舌にぺろりぺろりと舐めまわされて、慌てるばかりのお姫様なのでした。)
====================
……ココアの……粉?
(とある日のことです。商店を覗いていたお姫様は、冷たい牛乳に溶かすことでたちまちココアを作れてしまうという、魔法の粉が売られているのを見つけました。)
(……ええ、あるいは異世界より来られた皆様ご存知のとおり、それは魔法でもなんでもなくて、練達で作られたごく普通のココアパウダーなのですけれど。)
(ココアの作り方もよくわかっていないお姫様には、「魔法」に思えてならなかったのです)
すごいわ。そんなものがあるのね……。
……買って帰ったら、家でもココアを作れるようになるのかしら?
ああ、でも困ったわ。わたしの王国には、冷たい牛乳を貯蔵できるような場所がないわ?
(なにしろ王国という名の木造小屋です。冷蔵庫だなんてもの、レトロな形式でもハイテクな形式でも、置いてあろうはずがありません。)
(たいへん魅力的な品であるだけに、これは困ってしまいます。)
……そうだわ。わたしの家でなくても、これをお土産に持参すればきっと。
(ぱん、と手を合わせて。たびたび一緒にお茶などを嗜む、とある従者さんの顔を思い浮かべました。)
(彼女のところなら、冷たい牛乳もあるでしょうと、何となく考えついたのです。)
ええ、ええ。それじゃあ、これをちょうだい。
(それはそうと)
(全長40cmのお姫様ですから、ココアの小さな袋ひとつ持って帰るにも、両手を使っていっぱいいっぱいに抱える必要があったのですが……)
(それはまた、別のお話です。)

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