ギルドスレッド
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梔色特別編纂室
心臓に……? カタリヤ、ほんとうに大丈夫……?
(2年も経った今となっては、お姫様改め少女にも心臓の重要性はわかっております)
(医療の心得もないものですから、口元に手を添えておろおろとするばかりでしたが)
……?
ええ、もちろん。触ってだめな理由なんて、どこにもなくてよ?
(お姫様でいる間は、肩などを借りることもあるほどですから)
(少女となった今でも、抵抗はないのでした)
(2年も経った今となっては、お姫様改め少女にも心臓の重要性はわかっております)
(医療の心得もないものですから、口元に手を添えておろおろとするばかりでしたが)
……?
ええ、もちろん。触ってだめな理由なんて、どこにもなくてよ?
(お姫様でいる間は、肩などを借りることもあるほどですから)
(少女となった今でも、抵抗はないのでした)
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タールのように黒いコーヒーを淹れて
月末。
窓の外の夜闇には南瓜と魔法の灯火。シャイネンナハト。
しかし部屋に満ちるのは
ダカダカダカダカダカダカダカダカダカ\チーン/
ダカダカダダカダカダカダカダカダカ\チーン/
ミシンか何かかと言わんばかりのタイプライターの唸り。
月末。
猫の記者は、わかりやすく締切に苦しんでいた。