ギルドスレッド
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梔色特別編纂室
(ファントムナイトのお約束、お菓子を求めて家々を訪ねる子供たち)
(……もっとも、姿形が変わってるので子供じゃあないこともあるのですけれど)
(ともあれ、こんな修羅場にやってくるお客様も、いるにはいるものなのです)
(こん、こん。タイプライターの音に負けてしまいそうだけれど)
(控えめなノックの音が、室内に響きました)
(……もっとも、姿形が変わってるので子供じゃあないこともあるのですけれど)
(ともあれ、こんな修羅場にやってくるお客様も、いるにはいるものなのです)
(こん、こん。タイプライターの音に負けてしまいそうだけれど)
(控えめなノックの音が、室内に響きました)
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タールのように黒いコーヒーを淹れて
月末。
窓の外の夜闇には南瓜と魔法の灯火。シャイネンナハト。
しかし部屋に満ちるのは
ダカダカダカダカダカダカダカダカダカ\チーン/
ダカダカダダカダカダカダカダカダカ\チーン/
ミシンか何かかと言わんばかりのタイプライターの唸り。
月末。
猫の記者は、わかりやすく締切に苦しんでいた。