ギルドスレッド
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梔色特別編纂室
ふふ。わたしよりよほどすごい人たちもいたけれど。
わたしの活躍を見てもらえなくて残念ね。けれど……。
(さてはて、どこで見て、誰から学んだのか……)
(わずかに目を細め、口唇は、愛しいひとへ口付けるかのように少しだけ尖らせて)
(その唇の先に、人差し指を添えてみせる……人形だてらに、どこか妖艶なしぐさ。)
……殿方の扱い方も学べて、楽しい経験だったわ?
わたしの活躍を見てもらえなくて残念ね。けれど……。
(さてはて、どこで見て、誰から学んだのか……)
(わずかに目を細め、口唇は、愛しいひとへ口付けるかのように少しだけ尖らせて)
(その唇の先に、人差し指を添えてみせる……人形だてらに、どこか妖艶なしぐさ。)
……殿方の扱い方も学べて、楽しい経験だったわ?
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いつも、かわいくて、だいすきです。
たんていのおはなしが、とても、おもしろかったです。
あと、おしろで、お人ぎょうとダンスをするのが、
わたしも、ダンスのれんしゅうが、すきなので、すてきだなとおもいました。
おまつりのまほうで、おおきなおんなの子になって、うれしかったですか?
わたしは、小さいお人ぎょうになってみて、おもしろかったけど、たいへんだったので
なぐるまひめさまは、これからも、がんばてください。
ありさ・ちぇすたとん](原文ママ)
《チェスタートン氏の御息女からの、お手紙だ。ファンレターとも言うね!
キミの書いた特異運命座標たちの記事はこんなところにまで影響を及ぼしているということだよ! 凄いじゃないか梔君!》
「……で?」
《返事を貰えないだろうか》
「編集長」
《頼む! 出資者の機嫌を損ねる訳にはいかんのだよ!
梔君、キミならわかってくれるだろう!わかってくれるね!》
「へん」
《頼んだよ!!!》
――――無音となった受話器。
綺麗な花柄の、よれよれの字が綴られた便箋。
それらを暫し死んだ目で見下ろして。
「……私の仕事じゃないでしょう、これ」