ギルドスレッド
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梔色特別編纂室
いただきっ(堂に入った……彼女にとっては自然な仕草の一礼に断りなくフラッシュを浴びせて)
(彼女の問いに、微笑んで答えた。)
楽しみにしてるわ。貴方が、大人になるところ。
思い描くだけで、足りるのかしら?
(彼女は、思い描けさえすれば、届く。何故かそんな、奇妙な確信があった。)
さて……お嬢さんはお菓子の夜に繰り出すのかな?
(気取った低い声で、軍帽の庇に手を添えて)
私めも御供致しましょうか。
(彼女の問いに、微笑んで答えた。)
楽しみにしてるわ。貴方が、大人になるところ。
思い描くだけで、足りるのかしら?
(彼女は、思い描けさえすれば、届く。何故かそんな、奇妙な確信があった。)
さて……お嬢さんはお菓子の夜に繰り出すのかな?
(気取った低い声で、軍帽の庇に手を添えて)
私めも御供致しましょうか。
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「編集長、私は……」
「……んもうっ」
無音となった受話器を叩きつける。
――――扮装のひとつもしないと浮くだろう?
三角耳の奥に、冗談めかした軽い声が残響して。
通りにはカボチャのランタンが浮かび
有象無象、魑魅魍魎が笑い合い
猫は、カメラを片手に重い足取りで彷徨いだす。
ゆめまぼろしの夜が、始まった。