ギルドスレッド スレッドの一部のみを抽出して表示しています。 梔色特別編纂室 【1:1】幻の夜と、ちいさな娘の話 【唇に蜜】 カタリヤ・8・梔 (p3p000185) [2018-11-02 20:45:50] 魔法の夜が訪れるとともに、街に――――混沌全土に、歓声が満ちた。「編集長、私は……」「……んもうっ」無音となった受話器を叩きつける。――――扮装のひとつもしないと浮くだろう?三角耳の奥に、冗談めかした軽い声が残響して。通りにはカボチャのランタンが浮かび有象無象、魑魅魍魎が笑い合い猫は、カメラを片手に重い足取りで彷徨いだす。ゆめまぼろしの夜が、始まった。 →詳細検索 キーワード キャラクターID 検索する 【唇に蜜】 カタリヤ・8・梔 (p3p000185) [2018-11-02 23:10:14] よく解ってるじゃない、「お嬢さん」!じゃ、こっち見てて……(少し離れて、カメラを構える。四角い窓の中に、紫色の瞳を瞬かせた少女が、) キャラクターを選択してください。 « first ‹ prev 1 next › last » 戻る
「編集長、私は……」
「……んもうっ」
無音となった受話器を叩きつける。
――――扮装のひとつもしないと浮くだろう?
三角耳の奥に、冗談めかした軽い声が残響して。
通りにはカボチャのランタンが浮かび
有象無象、魑魅魍魎が笑い合い
猫は、カメラを片手に重い足取りで彷徨いだす。
ゆめまぼろしの夜が、始まった。