ギルドスレッド
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梔色特別編纂室
ふふ、ビックリした?
(腕の中の小柄な体には、子供らしい温かさと重みが伴うようで。……本当に、ただの、少女のよう)
大きくなっても軽いなぁ……ホントに攫っちゃおうか。
(腕の中の彼女に顔を寄せて、意地悪く囁いた)
姫じゃなくなった気分は、どう?
誰もが貴方をお人形だとも、お姫様だとも思わない、
ただのお菓子をねだりに来た娘さんなの。
……どう?楽しい?
ずっと、そのままでいたくはならない?
(腕の中の小柄な体には、子供らしい温かさと重みが伴うようで。……本当に、ただの、少女のよう)
大きくなっても軽いなぁ……ホントに攫っちゃおうか。
(腕の中の彼女に顔を寄せて、意地悪く囁いた)
姫じゃなくなった気分は、どう?
誰もが貴方をお人形だとも、お姫様だとも思わない、
ただのお菓子をねだりに来た娘さんなの。
……どう?楽しい?
ずっと、そのままでいたくはならない?
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「編集長、私は……」
「……んもうっ」
無音となった受話器を叩きつける。
――――扮装のひとつもしないと浮くだろう?
三角耳の奥に、冗談めかした軽い声が残響して。
通りにはカボチャのランタンが浮かび
有象無象、魑魅魍魎が笑い合い
猫は、カメラを片手に重い足取りで彷徨いだす。
ゆめまぼろしの夜が、始まった。