ギルドスレッド
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梔色特別編纂室
(看取るかも知れない……と、さらりと言えてしまう彼女に苦笑い。それは覚悟なのかしら、好奇心なのかしら。)
ちょっと元気出た?
悲しいことを話させて、御免なさいね。でも、貴方のこと……もっと、解ってきた気がするわ。
(ふわりと花開く、小さな『儚い花』に――――)
それよ、それ!
(ペンをぴしり、向けて)
ね、今度は貴族との一件のお話をして頂戴?
聞いたわよ、とっても不思議なお芝居をしたのですって?
(お茶もお菓子も、まだまだ沢山。)
(猫の追及は、手帳をもう数ページ埋めるまで、続くのだ。)
ちょっと元気出た?
悲しいことを話させて、御免なさいね。でも、貴方のこと……もっと、解ってきた気がするわ。
(ふわりと花開く、小さな『儚い花』に――――)
それよ、それ!
(ペンをぴしり、向けて)
ね、今度は貴族との一件のお話をして頂戴?
聞いたわよ、とっても不思議なお芝居をしたのですって?
(お茶もお菓子も、まだまだ沢山。)
(猫の追及は、手帳をもう数ページ埋めるまで、続くのだ。)
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「信頼できる店」を押さえておくのも、記者には必須。
選んだのは上流階級の子女にも人気のレストラン、その奥の小部屋。
白が眩しいエプロン姿のメイドが下がってしまえば
テーブルの上のベルを鳴らすまで、誰もここには来ない。
午後の、お茶会の時間。
ティー・スタンドには小さなケーキやスコーンが並んで
紅茶もミルクも、香りづけのブランデーもたっぷり。
「わざわざお越しいただいて嬉しいわ、姫様。」
蜜色の猫が、三日月のように笑う。
「お話をしましょ、たくさん、ね?」