ギルドスレッド スレッドの一部のみを抽出して表示しています。 梔色特別編纂室 【1:1】ちいさな姫と、綴られたお話 【唇に蜜】 カタリヤ・8・梔 (p3p000185) [2018-09-18 21:01:11] 誰の目も浴びず、誰に聞き耳を立てられることもない「信頼できる店」を押さえておくのも、記者には必須。選んだのは上流階級の子女にも人気のレストラン、その奥の小部屋。白が眩しいエプロン姿のメイドが下がってしまえばテーブルの上のベルを鳴らすまで、誰もここには来ない。午後の、お茶会の時間。ティー・スタンドには小さなケーキやスコーンが並んで紅茶もミルクも、香りづけのブランデーもたっぷり。「わざわざお越しいただいて嬉しいわ、姫様。」蜜色の猫が、三日月のように笑う。「お話をしましょ、たくさん、ね?」 →詳細検索 キーワード キャラクターID 検索する 【唇に蜜】 カタリヤ・8・梔 (p3p000185) [2018-09-18 23:59:39] (きっぱりとした、答えに)そう。(ふ、と)(甘ったるさの抜けた声を溢す。)(そこには、一雫の羨望がとけていた。) キャラクターを選択してください。 « first ‹ prev 1 next › last » 戻る
「信頼できる店」を押さえておくのも、記者には必須。
選んだのは上流階級の子女にも人気のレストラン、その奥の小部屋。
白が眩しいエプロン姿のメイドが下がってしまえば
テーブルの上のベルを鳴らすまで、誰もここには来ない。
午後の、お茶会の時間。
ティー・スタンドには小さなケーキやスコーンが並んで
紅茶もミルクも、香りづけのブランデーもたっぷり。
「わざわざお越しいただいて嬉しいわ、姫様。」
蜜色の猫が、三日月のように笑う。
「お話をしましょ、たくさん、ね?」