ギルドスレッド
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梔色特別編纂室
あら。エリオットのこと、知っていたのね。
そうよ。彼、まだ若いけれど、とても腕がよくて。いつもお世話になってるわ。
(親交のある人物について語る際は、やはりわかりやすく声音も表情も、平素以上に柔らかなものとなっておりました。)
どうかしら……彼女の言うことは、たまにとても難しいから。
もしかしたら意外と、カタリヤとお話が合うかもしれないわ?
面倒見の良さだとか、似ているところもあるもの。
(もちろん、それはお姫様の主観でしかありませんし……語り部であるわたくしに言わせれば、「従者」さんにも多少なりとも打算はあるのですけれども。)
(曇りなき宝石の眼は、しかし、双方を疑うことを知ってはおりませんでした。)
そうよ。彼、まだ若いけれど、とても腕がよくて。いつもお世話になってるわ。
(親交のある人物について語る際は、やはりわかりやすく声音も表情も、平素以上に柔らかなものとなっておりました。)
どうかしら……彼女の言うことは、たまにとても難しいから。
もしかしたら意外と、カタリヤとお話が合うかもしれないわ?
面倒見の良さだとか、似ているところもあるもの。
(もちろん、それはお姫様の主観でしかありませんし……語り部であるわたくしに言わせれば、「従者」さんにも多少なりとも打算はあるのですけれども。)
(曇りなき宝石の眼は、しかし、双方を疑うことを知ってはおりませんでした。)
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「信頼できる店」を押さえておくのも、記者には必須。
選んだのは上流階級の子女にも人気のレストラン、その奥の小部屋。
白が眩しいエプロン姿のメイドが下がってしまえば
テーブルの上のベルを鳴らすまで、誰もここには来ない。
午後の、お茶会の時間。
ティー・スタンドには小さなケーキやスコーンが並んで
紅茶もミルクも、香りづけのブランデーもたっぷり。
「わざわざお越しいただいて嬉しいわ、姫様。」
蜜色の猫が、三日月のように笑う。
「お話をしましょ、たくさん、ね?」