ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
梔色特別編纂室
(話を聞きながら、古びた手帳に書きつける――確か、作戦に関わった人数はイレギュラーズだけでも100人。異例の、大規模戦闘だったはず)
そう。……姫様ってお怪我なさったら、私みたいに治るのかしら。
何にせよ、ご無事で何よりだわ。
……従者、って(ペンを止めて、ぱちりと海色の瞳を瞬かせて)はぐるま王国の、臣民の方?
そう。……姫様ってお怪我なさったら、私みたいに治るのかしら。
何にせよ、ご無事で何よりだわ。
……従者、って(ペンを止めて、ぱちりと海色の瞳を瞬かせて)はぐるま王国の、臣民の方?
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
「信頼できる店」を押さえておくのも、記者には必須。
選んだのは上流階級の子女にも人気のレストラン、その奥の小部屋。
白が眩しいエプロン姿のメイドが下がってしまえば
テーブルの上のベルを鳴らすまで、誰もここには来ない。
午後の、お茶会の時間。
ティー・スタンドには小さなケーキやスコーンが並んで
紅茶もミルクも、香りづけのブランデーもたっぷり。
「わざわざお越しいただいて嬉しいわ、姫様。」
蜜色の猫が、三日月のように笑う。
「お話をしましょ、たくさん、ね?」