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梔色特別編纂室
羨ましい、そうなりたいと思うなら……それもきっと、姫様の夢ね?
(腕の中、軋む発条の音。その先に得られた答えに、)
(に、と唇を吊り上げる)
招かれないのに訪れること。
教えて貰えないことを探ること。
私のお手伝いをしてもらうことって……決して、「いいこと」だけではないのだけれど。
それでも、私を助けてくださるの?
(王族としてのあるべき姿、というのは彼女の中には確かにあるらしい)
(しかし、たぶんそれはまるで御伽話のような、像)
(きっと彼女は何も知らない。善も悪も、なんにも。)
姫様は、とっても仲間思いでいらっしゃるのね。
私、とても助かるわ。
(腕の中、軋む発条の音。その先に得られた答えに、)
(に、と唇を吊り上げる)
招かれないのに訪れること。
教えて貰えないことを探ること。
私のお手伝いをしてもらうことって……決して、「いいこと」だけではないのだけれど。
それでも、私を助けてくださるの?
(王族としてのあるべき姿、というのは彼女の中には確かにあるらしい)
(しかし、たぶんそれはまるで御伽話のような、像)
(きっと彼女は何も知らない。善も悪も、なんにも。)
姫様は、とっても仲間思いでいらっしゃるのね。
私、とても助かるわ。
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ぽっかりと開けた小さな広場では、古びたガーゴイル像があたりを睥睨していた。
今はその隣に、蜜色の女がひとり。
苦虫を噛み潰したような顔をしている。