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梔色特別編纂室
姫様にだって夢、あるでしょ?
はぐるま王国の民を探す、っていう、大切な夢が。
(小さな、あまりにも軽い身体を、死体から引き剥がすように抱き上げて)
(……私もまだまだね、と内心溜息を吐く)
自分が知らないってことを知ることが一番大事だ、なんて、私の先生も言ってたわ。
悲しいことや怖いこと、感じたら是非教えて頂戴な。
そういうのって、仲間にお話しした方がいいものなのよ?
(忍び足で扉に近づき、廊下の無人を確かめて――――)
(鍵はかかっていなかったから、このままでいいだろう。最後に自分たちの痕跡が残っていないか、見回して)
(足早にその場を立ち去る。階段を下り、下のフロアへ。)
はぐるま王国の民を探す、っていう、大切な夢が。
(小さな、あまりにも軽い身体を、死体から引き剥がすように抱き上げて)
(……私もまだまだね、と内心溜息を吐く)
自分が知らないってことを知ることが一番大事だ、なんて、私の先生も言ってたわ。
悲しいことや怖いこと、感じたら是非教えて頂戴な。
そういうのって、仲間にお話しした方がいいものなのよ?
(忍び足で扉に近づき、廊下の無人を確かめて――――)
(鍵はかかっていなかったから、このままでいいだろう。最後に自分たちの痕跡が残っていないか、見回して)
(足早にその場を立ち去る。階段を下り、下のフロアへ。)
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ぽっかりと開けた小さな広場では、古びたガーゴイル像があたりを睥睨していた。
今はその隣に、蜜色の女がひとり。
苦虫を噛み潰したような顔をしている。