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梔色特別編纂室
おじいさんは、眠るようにして死んでしまったわ。
それからすぐにわたしがいのちを得て、二人とも別の世界へ行ってしまったから。
死んでしまったひとを、あまり、ちゃんと見たことはなかったのよ。
(問いかけられると、カタリヤへと歩み寄り、きりりと音を立てながらレリーフを覗き込みました。)
これは、だめね。
わたしも、なんとなくしかわからないのだけれど。
わたしがお話できるのは、だれかが人形や像として作ろうと思って、作ったものだけみたいだから。
それからすぐにわたしがいのちを得て、二人とも別の世界へ行ってしまったから。
死んでしまったひとを、あまり、ちゃんと見たことはなかったのよ。
(問いかけられると、カタリヤへと歩み寄り、きりりと音を立てながらレリーフを覗き込みました。)
これは、だめね。
わたしも、なんとなくしかわからないのだけれど。
わたしがお話できるのは、だれかが人形や像として作ろうと思って、作ったものだけみたいだから。
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ぽっかりと開けた小さな広場では、古びたガーゴイル像があたりを睥睨していた。
今はその隣に、蜜色の女がひとり。
苦虫を噛み潰したような顔をしている。