ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
梔色特別編纂室
貴方のおじいさんは……
ああ、これ?
(見えるように掌に載せて、差し出す。小さな金のボタンには、浮き上がりそうに精巧なクジラのレリーフが施されていた)
海洋……遠くの国の、貴族の使っている紋章ね。
これでここに居た人が何者だったのか、手掛かりに出来るわ。
彼女を殺したのが誰か、とかね?
そうだ、貴方これとはお喋り出来ない?
像……とは、呼べないけれど。
ああ、これ?
(見えるように掌に載せて、差し出す。小さな金のボタンには、浮き上がりそうに精巧なクジラのレリーフが施されていた)
海洋……遠くの国の、貴族の使っている紋章ね。
これでここに居た人が何者だったのか、手掛かりに出来るわ。
彼女を殺したのが誰か、とかね?
そうだ、貴方これとはお喋り出来ない?
像……とは、呼べないけれど。
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
ぽっかりと開けた小さな広場では、古びたガーゴイル像があたりを睥睨していた。
今はその隣に、蜜色の女がひとり。
苦虫を噛み潰したような顔をしている。