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梔色特別編纂室
ありがと、ミスタ。
(カウンターに投げ出された鍵を拾って、多めの金貨を積み上げる)
(「ここで商売するんじゃねぇよ」という苦言には舌を出して、その場を離れた)
……もういいわよ、お姫様。
(カウンターに投げ出された鍵を拾って、多めの金貨を積み上げる)
(「ここで商売するんじゃねぇよ」という苦言には舌を出して、その場を離れた)
……もういいわよ、お姫様。
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ぽっかりと開けた小さな広場では、古びたガーゴイル像があたりを睥睨していた。
今はその隣に、蜜色の女がひとり。
苦虫を噛み潰したような顔をしている。