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梔色特別編纂室
ええ、行ってみるわ。
わたし、まだカタリヤの力になれることが、あるかもしれないもの。
(迷いのない二つ返事。とことこと、お姫様がカタリヤの足下へと歩み寄りました。)
わたし、まだカタリヤの力になれることが、あるかもしれないもの。
(迷いのない二つ返事。とことこと、お姫様がカタリヤの足下へと歩み寄りました。)
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ぽっかりと開けた小さな広場では、古びたガーゴイル像があたりを睥睨していた。
今はその隣に、蜜色の女がひとり。
苦虫を噛み潰したような顔をしている。