ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
梔色特別編纂室
ねえ、ガーゴイルさん。
この近くの宿屋で、ひとの出入りがあった場所を、教えてちょうだい。
ええ、男のひとと、女のひとが…………
(ほとんど言われたままの内容を、おうむ返しのように、お姫様はガーゴイルの像へと語りかけて)
(カクリ、カクリ。何度かの首肯を重ねると)
カタリヤ、カタリヤ。
ほら、あそこの、鳥の絵が看板に描かれた、綺麗な建物。
この何時間かで、カタリヤの言うようなひとが出入りしたのは、あそこだけだそうよ。
この近くの宿屋で、ひとの出入りがあった場所を、教えてちょうだい。
ええ、男のひとと、女のひとが…………
(ほとんど言われたままの内容を、おうむ返しのように、お姫様はガーゴイルの像へと語りかけて)
(カクリ、カクリ。何度かの首肯を重ねると)
カタリヤ、カタリヤ。
ほら、あそこの、鳥の絵が看板に描かれた、綺麗な建物。
この何時間かで、カタリヤの言うようなひとが出入りしたのは、あそこだけだそうよ。
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
ぽっかりと開けた小さな広場では、古びたガーゴイル像があたりを睥睨していた。
今はその隣に、蜜色の女がひとり。
苦虫を噛み潰したような顔をしている。