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梔色特別編纂室

【1:1】ちいさな姫と、知りたがりの猫の話

収穫祭を控えて街はなんとなく騒がしい。
ぼんやりと何かを期待して、猫は通りに目を向ける。
――――要するに、退屈なのだった。

よく晴れた昼下がり。
大通り沿い、賑わう食堂のテラス席の一幕。

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ええ。おじいさんが大好きだった、ココア。
この世界に来てはじめて飲んだけれど、甘くて、やさしいような味がして。
わたし、すぐに大好きになったわ。
(さらりと二人分を注文したカタリヤの行動の意味するところを理解するのに、すこしだけの時間を要して)
これから二人で、お茶の時間なのね。
カタリヤとお話して、ココアまで飲めるなんて。
今日のわたしには、幸運の歯車が噛んでくれているのね。
(きりり、きりり。お姫様にも聞き慣れぬ歯車の音が、小さく、鳴ったような気がしました。)

本当のことを言うと、「悲しい」になってしまうの。
世の中は、なんだか、とても難しいのね。

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