PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

梔色特別編纂室

【1:1】ちいさな姫と、知りたがりの猫の話

収穫祭を控えて街はなんとなく騒がしい。
ぼんやりと何かを期待して、猫は通りに目を向ける。
――――要するに、退屈なのだった。

よく晴れた昼下がり。
大通り沿い、賑わう食堂のテラス席の一幕。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
なるほど、店の像なら知識は十分、変な損得も色気もないものね……
(実に感心した。それに……これは結構、使える。)
便利なのね、貴方のギフト。
私が貴方を手伝うように、貴方にも私を手伝って貰う時があるかも、ね。
その時はよろしくね?

いのちの歯車……貴方の中で音を立てているのは、それ?
(かたんと傾くように見える頷きに、こちらも頷いて返す)
そうよ。だから……本当のことを言いたくないときに、嘘をつくの。

(小さな頭が振り向くのに合わせて、視線を遠くへ。街並みを飾る南瓜の飾りや旗、影絵を仕込んだ角灯。物売りの声。笑い声、足音。)
きっと、そうね。
姫様がみんなに会いたいと思っていればいるほど、きっと。

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM