PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

梔色特別編纂室

【1:1】ちいさな姫と、知りたがりの猫の話

収穫祭を控えて街はなんとなく騒がしい。
ぼんやりと何かを期待して、猫は通りに目を向ける。
――――要するに、退屈なのだった。

よく晴れた昼下がり。
大通り沿い、賑わう食堂のテラス席の一幕。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(……なるほど、と、蜜色の尻尾がふらりと揺れる。)
娘、ね……愛されていたのね?
(澄んだ紫水晶の瞳を、じっと。)
おじいさんのところに、帰りたいって思う?

王国?
……お人形のお姫様、だものね。他のお人形は臣下ってこと?
(少し言い淀んだ気配に、)……寂しい、とは、違うのかしら。
私のギフトは……きっと、お姫様には効かないわ。

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM