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梔色特別編纂室

【1:1】ちいさな姫と、知りたがりの猫の話

収穫祭を控えて街はなんとなく騒がしい。
ぼんやりと何かを期待して、猫は通りに目を向ける。
――――要するに、退屈なのだった。

よく晴れた昼下がり。
大通り沿い、賑わう食堂のテラス席の一幕。

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ええ。わたしは売り物じゃなくって、お店の奥にしまわれていたのだけれど。
おじいさんはいつも、わたしにいろんなお話をしてくれたわ。
(記憶の歯車をきりきりと回しながら、「おじいさん」との思い出を手繰り寄せてゆきます。)
この世界に来るまで、あの部屋から出たことはなかったけれど。
世界のいろんなこと、ぜんぶ、おじいさんから教わったのよ。

(やがて運ばれてきた木箱に目を向けて)
まあ。ありがとう、カタリヤ。
わたし、椅子に座るときはいつも困ってしまうの。カタリヤは、優しいひとね。
(ひとたび椅子から降りて、木箱を置いてもらって、それから、椅子へとよじ登り直すのでした。)
カタリヤは、「お友達」とおしゃべりがしてみたかったのかしら。

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