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幻想空想の庭園

庭園のお部屋

庭園にある居住区エリアのお部屋。
現在はティアのみ住んでいる。

ベッドや着替え用のタンスがあるぐらいでシンプルなお部屋。

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「なんでだろうね?」
『ティアが天然というのも起因していると思うがな』
「私そこまで天然じゃ……っと!?」
(言い返そうとして急に立ち上がって躓く。
そしてユウの方向へ倒れ込んで)
「きゃっ!?」
(そのまま抱き留められるも勢いが少し強くて……)
く…!?(抱きしめたまま庇うようにして倒れ込み)
ッ…何やってんのよ!あぁ、もう…怪我とかしてないでしょうね?
「ご、ごめん……
躓いちゃったみたい。
怪我とかはしてないよ。
ユウの方は怪我してない?」
(倒れこみながら抱き締めるような形で)
…別に平気よ、本当に気をつけなさいよ、巻き込んだのが私だからよかったもののようなものなんだから(庇う事に集中してて抱き着かれてるのに気づいてない)
「ん、ごめん、それと、ありがとう。
次から気をつけるね」
(抱き締めつつ顔を上げて。
その際に額の髪がズレて瞳が見え隠れして)
えぇ気を付けて頂戴、ん…?額にも目?(額の目に気づき見ながら)
「あ……えっと、これは……っと!?」
(少し慌てて前髪を戻そうとしてまた体勢を崩しそうになって。
支えていた右手が滑り前髪を直していた左手で
体を急に支えようとして伸ばしユウの胸を揉んでしまうかも)
え?ッ~~~!?ど、何処触ってんのよ!?離れなさい!(慌てて押し返そうとしながら)
「ご、ごめっ、きゃ!?」
(あたふたしながら押し返されてそのまま仰向けに倒れて)
あ…ご、ごめんなさい、あぁ…もう取りあえず一旦落ち着きましょう…立てる?(立ち上がってから手を差し出して起こそうとして)
「いたた……
だ、大丈夫だよ、ありがとう」
(差し出された手を握りながら立ち上がろうと)
とりあえず怪我はなさそうね…(引っ張り起こした後様子を見ながら)
はぁ…とんだ目にあったわ…
「えっと、ごめんね?」
(申し訳なさそうに謝りつつ)
…はぁ、いいわよわざとじゃないいんでしょ?でも本当に気をつけなさいよ?
…で額のそれ…あ~ばたばたして何の話してたか忘れちゃったわね…(額の事を聞こうとしてやっぱりやめて)
…あなたそれ隠したかったのじゃないの?(少し固まった後話だし
「急に見られたから驚いただけだよ。
戦闘中とかは普通に出してるし」
はぁ…そう…ならいいわ、何で普段は隠してるの?
あ~確かに驚く人は驚くかも知れないわね…その目も見えてるのよね?
「うん、見えてるよ」
『主に私の視界になるがな』
あ~そっちが主にあなたの視界になるのね…隠れたたら見にくいんじゃないの?
「戦闘時以外特に使わないから」
『特に支障はないな。
ティアの瞳も視界に入るしな』
へ~そうなのね…じゃあ本当におまけみたいな物なのね
「おまけなのかなこれ?」
『人によるだろう』
「視野は広がるんだけどね」
「うん、結構見える様になるよ」
『最初の頃は上手く飛べずに壁にぶつかっていたがな』
「余計なことは言わなくていいの」
へぇ、そうなのいい事聞いたわね、まあ誰にだって失敗はあるわよ
えぇ、良い事よ、だって何かあった時揶揄えるじゃない
まあ、私はそう思ったってだけだけだから気にしないで
「ん、わかった。
とりあえず、これからどうしよっか?」
ん~これからね…これといって特に思いつかないと言えば思いつかないのだけど…どうしたものかしらね…私としては庭園が気になっただけといえばだけだから、特にここに来た目的もないというか、目的は達成したといえば達成したしね…それに何かするにしても何かあるのここ?(周りを見渡し)
「んー……遊びに行くとかなら、近くに湖とかはあるけど、それ以外のものと言われると街まで出ないと無いかも……」
へぇ、湖があるの?それって結構綺麗なのかしら?(興味がありそうに)
「うん、結構綺麗だったよ」
『水が澄んでいるのか、深い所まで見えたからな』
そうなのね…また一回見に行ってみようかしら…近いのよね?
ありがとう…でも大丈夫よ、付き合わせるのも悪いし場所だけ教えてくれたら1人で行ってくるわよ?
「私も久しぶりに行きたいから別に気にしないよ?」
…そう?なら悪いけど案内お願いしていいかしら?
「ん、わかったよ。
それじゃあ、ついて来て」
(言いながら部屋の扉を開けて外へ出ようと)

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