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幻想ネバーランド

【誰でも】ささのは さらさら【RP】

閉鎖されている筈の廃遊園地にそれはある。
ひしゃげて大穴のあいたフェンスを潜れば、そこには満天の星空と天高く伸びる七夕竹。
飾りは未だ数えられる程しかなく、廃墟の空気も相まって、物悲しささえ覚えるかもしれない。

それでもアンドロイドは黙々と飾りを作り続ける。吊るした小さな短冊に書いた『人間の夢をたくさん知りたい』を叶えるために。

(/ゆるーいRP場所です。短冊や七夕飾りを飾りながら、楽しくお話ししませんか?
アンドロイドのヴァトーがマイペースにお迎えします。
メタはなしでお願いいたします!)

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……辛いと思うぞ、残される側は。
(首元の首輪を押さえ、僅かに俯く)

知識の引き出しは多いにこした事はない。
噂でも、知っているのとそうでないのは大きな違いだ。

俺の世界に神頼みというものは資料上の記録でしかなかった。
牧師や神父の類は居たが、文化の保存のためでカウンセリングの職という区分けだったな。

……嗚呼。人間に会えると信じ、ずっとここに居た。雨の日も風の日も、迎えの用意をして。この竹を用意したのも、その一環だ。(大きな掌を相手へと差し出し)
短冊は上手く書けたか?高い所に吊るそうか。神様とやらが天から見下ろしやすいように。

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