ギルドスレッド
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泪雨
火傷はしとらん、平気。
……気ぃついたら、うちは…いつも呆れさせてばかり、その溜息も。
(少しだけ寂しげに笑う、重なった手元を伏し目がちに見て)
もうええよ、おおきに……。
(緩められた手、指でなぞるように自分の手を引き戻す、名残惜しそうに。
その手を胸元に当てると、きゅっと強く握り締めた。
片方の手には、衝撃で火球の落ちた線香花火。それをゆっくりとバケツへ)
…ほな、そろそろ行かんと。
旦那、うちと居てると早死にするかも…なんて、嘘やうそ。
あと……うちの話は、また今度。
(気まずい雰囲気をどうにか消そうと、冗談を言いながら腰を上げる。
花火の後始末をしてから、縁側の茶器を片付けて。
水羊羹が綺麗になくなった皿、嬉しそうに眺めてから盆にのせた)
……気ぃついたら、うちは…いつも呆れさせてばかり、その溜息も。
(少しだけ寂しげに笑う、重なった手元を伏し目がちに見て)
もうええよ、おおきに……。
(緩められた手、指でなぞるように自分の手を引き戻す、名残惜しそうに。
その手を胸元に当てると、きゅっと強く握り締めた。
片方の手には、衝撃で火球の落ちた線香花火。それをゆっくりとバケツへ)
…ほな、そろそろ行かんと。
旦那、うちと居てると早死にするかも…なんて、嘘やうそ。
あと……うちの話は、また今度。
(気まずい雰囲気をどうにか消そうと、冗談を言いながら腰を上げる。
花火の後始末をしてから、縁側の茶器を片付けて。
水羊羹が綺麗になくなった皿、嬉しそうに眺めてから盆にのせた)
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夜風が風鈴を揺らし、チリンと鳴った。
夏の終わりを告げるように──…。
いつものように縁側に腰掛けて、待ち人が来るのを待つ。
庭に小さな蝋燭、手元には幾つかの手持ち花火、そして…線香花火を用意して。
「日が陰るんが、はよおなった…日中はまだ暑いけど。夏も…逝ってしまうのやろか。」
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イベントシナリオ:「まじない花火と空模様」相談場所
十夜さんと。