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泪雨
これからの季節は、甘いもんが恋しなります。…楽しみにしとりますね。
今からやと…あんこやのうても、栗やお芋、梨に柿…秋はええ季節や。
食べ物ばっかりやのうて、景色やって…。
(蝋燭の近くに屈む、浴衣の裾が触れないように、手持ち花火の先を火に近づけて。
やがて、パチパチと音を立てながら光の花が手元に咲いて)
なら、うちの思い違い…変に水さしてしもて、堪忍して。
──そう、そういうのに縁がなかったんは、そういう事やのね。
旦那らしい…っちゃ、らしい。………奥手やないの?…堪忍や。(小さく笑って)
(金色の瞳、光の花を見つめたまま。終わってしもた…ぽつり零す
燃え尽きた花火。バケツの水に挿すと、ジュっと音を立てた)
──………そ、寂しがり、や。
(不意を突かれて、同じように返すしかなく、返す言葉が見つからず。
そのまま、次の花火へ火をつける。伏し目がちに、頬を朱に染めて)
…うちが寂しがりやで、来てくれるのも知っとる。
------
十夜 縁(p3p000099)と
ええ夜風…暑いのは嫌いやけど、夏が終わってしまうんは寂しい
うちは、我が侭やの…でも、旦那と最後見に来れて良かった
花火の順番…旦那は、どうしはるの?
順番当てると、お願い事叶うらしいけど
祭りで買った綿あめを片手に
(120字)
今からやと…あんこやのうても、栗やお芋、梨に柿…秋はええ季節や。
食べ物ばっかりやのうて、景色やって…。
(蝋燭の近くに屈む、浴衣の裾が触れないように、手持ち花火の先を火に近づけて。
やがて、パチパチと音を立てながら光の花が手元に咲いて)
なら、うちの思い違い…変に水さしてしもて、堪忍して。
──そう、そういうのに縁がなかったんは、そういう事やのね。
旦那らしい…っちゃ、らしい。………奥手やないの?…堪忍や。(小さく笑って)
(金色の瞳、光の花を見つめたまま。終わってしもた…ぽつり零す
燃え尽きた花火。バケツの水に挿すと、ジュっと音を立てた)
──………そ、寂しがり、や。
(不意を突かれて、同じように返すしかなく、返す言葉が見つからず。
そのまま、次の花火へ火をつける。伏し目がちに、頬を朱に染めて)
…うちが寂しがりやで、来てくれるのも知っとる。
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十夜 縁(p3p000099)と
ええ夜風…暑いのは嫌いやけど、夏が終わってしまうんは寂しい
うちは、我が侭やの…でも、旦那と最後見に来れて良かった
花火の順番…旦那は、どうしはるの?
順番当てると、お願い事叶うらしいけど
祭りで買った綿あめを片手に
(120字)
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夜風が風鈴を揺らし、チリンと鳴った。
夏の終わりを告げるように──…。
いつものように縁側に腰掛けて、待ち人が来るのを待つ。
庭に小さな蝋燭、手元には幾つかの手持ち花火、そして…線香花火を用意して。
「日が陰るんが、はよおなった…日中はまだ暑いけど。夏も…逝ってしまうのやろか。」
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イベントシナリオ:「まじない花火と空模様」相談場所
十夜さんと。