ギルドスレッド スレッドの一部のみを抽出して表示しています。 泪雨 【お団子】メイメイちゃんと【花咲く】 【暁月夜】 十夜 蜻蛉 (p3p002599) [2023-02-28 22:40:57] ◆◆豊穣のとあるお団子屋さんでの一幕。一緒に食べようと思って、蜻蛉がメイメイちゃんを誘って連れてきました。◆◆------(二人連れ添って歩いています)メイメイ『蜻蛉様、今日は……何処へ?』蜻蛉 「ええとこよ」(少しの間)蜻蛉 〈……ここのお団子美味しいんよ〉メイメイ《あれ? …この、お店は…》店員 「いらっしゃいませ!お二人さまですか?」蜻蛉 〈ええ、二人〉メイメイ《はいっ》店員 「お好きな席へどうぞ」店員 「ご注文はいかがいたしましょう?」蜻蛉 〈お団子とお茶を〉メイメイ《わ、私も同じものを!》(少しの間)蜻蛉 「メイメイちゃんも、このお店に来た事あるん?」メイメイ『…前に、連れてきていただいたのです』蜻蛉 「あら初耳やわ。どなたと来たんやろ?お友達?」メイメイ『は、はい…えっと…晴明さま…じゃなかった、な、中務卿、の…』蜻蛉「……あらまぁ。んふふ」メイメイ『瑞さまたちの御遣いに利用するお店、とのこと、で…』蜻蛉 「鎌倉のなかでお餅を食べとった時みたいに、ほっぺが真っ赤やよ?」※鎌倉のなかのこと<Scheinen Nacht2019>小さな温もりは雪の中https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2488メイメイ『めぇ…え、えええ?あの、その…』蜻蛉 「なぁんて、うそです。……ちょっと意地悪してしもた、ごめんね」メイメイ『…もぅ、蜻蛉さまったら…』蜻蛉 「お顔がほんのり赤いんは、ほんま。それに、なんとなく女の勘で分かります」メイメイ『……えっ?』蜻蛉 「……で、どんな人やの?」メイメイ『…! あわわ…蜻蛉さまには、お見通し、なのです、ね。じ、実は、今日は、そのことを蜻蛉さまに…お話しようと。………こほん』蜻蛉 「それは是非に。お話聞きたいわぁ」メイメイ『……好きな、人が、出来ました…!』メイメイ『あたたかいと思う人も、大好きな人も、沢山います。蜻蛉さまも、そのおひとり、です。…でも、そういう感じとは違かったの、です。お傍にいると、ドキドキしたり、頬が熱くなったり…』蜻蛉 「うちもメイメイちゃんのこと大好きよ。……それにしても、まぁ、なんて可愛らしいのやろ」メイメイ『こ、これって、恋、ですよね?』蜻蛉 「……そうよ、恋。その人の事で胸がいっぱいになってしまうの。ふふっ」メイメイ『…晴明さまは、いつも真っ直ぐに、わたしの事を考えてくれて。それに、とても良い、お顔をなさるのです。なので、綺麗な景色や、楽しそうな事を見つけると、喜んで貰いたくて、頑張ってしまうの、です。…まだ、わたしがひとりで想うだけなのです、が』蜻蛉 「お話してくれて、おおきに。うち……とってもとっても嬉しいわ。でも少しだけ、寂しいような…んふふ 出会うた頃は、小さな女の子やったのに。知らん間に、春が来て……華やいだ娘さんになってしもて」メイメイ『…わたしも、ありがとうござい、ます。えへへ…蜻蛉さまにこういうお話が、出来るなんて。あっ、蜻蛉さまのお話も、お聞きしたい、です』蜻蛉 「うち?うちの話はええんよ。」蜻蛉 「…………ほんなら少しだけ、一生懸命お話してくれたお礼よ」メイメイ『はい…!』蜻蛉 「十夜さんの気持ちは、ちゃぁんとお聞きする事が出来ました。ずーっと思い続けて来て、よおやっと。ふふ。 おかげさんで……今は、一日一日がとっても幸せです。相変わらずの所もあるけれど……ふふっ」メイメイ『……蜻蛉さまがお幸せそうで、わたしも、すごく嬉しいです…!お似合いの、お二人ですもの』蜻蛉 「何や照れてしまうわ……おおきに。でも、ずっとこの先も道は続いとります。これからもゆっくり隣を歩いて行けたらええなって、思とります」メイメイ『同じ道を、いつまでも隣で。……憧れ、ます。わたしも、蜻蛉さまたちのように、なれたら、いいな…』蜻蛉 「ねぇ……好きな人がおることって、とっても素敵なことよ。あなたやったら、きっと大丈夫」店員 「甘いお話ですか?ふふっ……ここのお席だけ桜が咲いているようでしたよ? お待たせ致しました、ごゆっくりお召し上がりください♪」蜻蛉 「さて、花もええけど、団子もやめられません。頂きましょ」メイメイ『……はいっ!いただきます!」(完) →詳細検索 キーワード キャラクターID 検索する キャラクターを選択してください。 « first ‹ prev 1 next › last » 戻る
豊穣のとあるお団子屋さんでの一幕。
一緒に食べようと思って、蜻蛉がメイメイちゃんを誘って連れてきました。
◆◆
------
(二人連れ添って歩いています)
メイメイ『蜻蛉様、今日は……何処へ?』
蜻蛉 「ええとこよ」
(少しの間)
蜻蛉 〈……ここのお団子美味しいんよ〉
メイメイ《あれ? …この、お店は…》
店員 「いらっしゃいませ!お二人さまですか?」
蜻蛉 〈ええ、二人〉
メイメイ《はいっ》
店員 「お好きな席へどうぞ」
店員 「ご注文はいかがいたしましょう?」
蜻蛉 〈お団子とお茶を〉
メイメイ《わ、私も同じものを!》
(少しの間)
蜻蛉 「メイメイちゃんも、このお店に来た事あるん?」
メイメイ『…前に、連れてきていただいたのです』
蜻蛉 「あら初耳やわ。どなたと来たんやろ?お友達?」
メイメイ『は、はい…えっと…晴明さま…じゃなかった、な、中務卿、の…』
蜻蛉「……あらまぁ。んふふ」
メイメイ『瑞さまたちの御遣いに利用するお店、とのこと、で…』
蜻蛉 「鎌倉のなかでお餅を食べとった時みたいに、ほっぺが真っ赤やよ?」
※鎌倉のなかのこと
<Scheinen Nacht2019>小さな温もりは雪の中
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2488
メイメイ『めぇ…え、えええ?あの、その…』
蜻蛉 「なぁんて、うそです。……ちょっと意地悪してしもた、ごめんね」
メイメイ『…もぅ、蜻蛉さまったら…』
蜻蛉 「お顔がほんのり赤いんは、ほんま。それに、なんとなく女の勘で分かります」
メイメイ『……えっ?』
蜻蛉 「……で、どんな人やの?」
メイメイ『…! あわわ…蜻蛉さまには、お見通し、なのです、ね。じ、実は、今日は、そのことを蜻蛉さまに…お話しようと。………こほん』
蜻蛉 「それは是非に。お話聞きたいわぁ」
メイメイ『……好きな、人が、出来ました…!』
メイメイ『あたたかいと思う人も、大好きな人も、沢山います。蜻蛉さまも、そのおひとり、です。
…でも、そういう感じとは違かったの、です。お傍にいると、ドキドキしたり、頬が熱くなったり…』
蜻蛉 「うちもメイメイちゃんのこと大好きよ。……それにしても、まぁ、なんて可愛らしいのやろ」
メイメイ『こ、これって、恋、ですよね?』
蜻蛉 「……そうよ、恋。その人の事で胸がいっぱいになってしまうの。ふふっ」
メイメイ『…晴明さまは、いつも真っ直ぐに、わたしの事を考えてくれて。それに、とても良い、お顔をなさるのです。
なので、綺麗な景色や、楽しそうな事を見つけると、喜んで貰いたくて、頑張ってしまうの、です。
…まだ、わたしがひとりで想うだけなのです、が』
蜻蛉 「お話してくれて、おおきに。うち……とってもとっても嬉しいわ。でも少しだけ、寂しいような…んふふ
出会うた頃は、小さな女の子やったのに。知らん間に、春が来て……華やいだ娘さんになってしもて」
メイメイ『…わたしも、ありがとうござい、ます。えへへ…蜻蛉さまにこういうお話が、出来るなんて。あっ、蜻蛉さまのお話も、お聞きしたい、です』
蜻蛉 「うち?うちの話はええんよ。」
蜻蛉 「…………ほんなら少しだけ、一生懸命お話してくれたお礼よ」
メイメイ『はい…!』
蜻蛉 「十夜さんの気持ちは、ちゃぁんとお聞きする事が出来ました。ずーっと思い続けて来て、よおやっと。ふふ。
おかげさんで……今は、一日一日がとっても幸せです。相変わらずの所もあるけれど……ふふっ」
メイメイ『……蜻蛉さまがお幸せそうで、わたしも、すごく嬉しいです…!お似合いの、お二人ですもの』
蜻蛉 「何や照れてしまうわ……おおきに。でも、ずっとこの先も道は続いとります。これからもゆっくり隣を歩いて行けたらええなって、思とります」
メイメイ『同じ道を、いつまでも隣で。……憧れ、ます。わたしも、蜻蛉さまたちのように、なれたら、いいな…』
蜻蛉 「ねぇ……好きな人がおることって、とっても素敵なことよ。あなたやったら、きっと大丈夫」
店員 「甘いお話ですか?ふふっ……ここのお席だけ桜が咲いているようでしたよ?
お待たせ致しました、ごゆっくりお召し上がりください♪」
蜻蛉 「さて、花もええけど、団子もやめられません。頂きましょ」
メイメイ『……はいっ!いただきます!」
(完)